父がわきがで家族が悩んでいました。

父が若いころからわきがで、自分自身ではその臭いにあまり気付いていなかったようですが、家族はその臭いについて悩んでいました。

 

特に夏場になると汗の臭いと共にわきがの臭いも増し、とてもきつく感じておりました。

 

その状態で職場にいるのだと考えると、父のことを恥ずかしく思うこともありました。

 

父は1階に寝室を設けていて、私たちは2階に寝室があったのですが、夜トイレに行くため廊下に出ると1階から父のわきがの臭いが漂ってきて、物凄い臭いに慌ててトイレを済ませ、部屋に戻りました。

 

そのように、かなり臭いのひどいわきがを持っていた父ですが、私たちが「臭いがひどい」、「簡単な手術ですむのであれば是非手術してほしい」と伝えた為、ついに手術を行うことになりました。

 

父によると、わきがの手術は皮膚をいったん切り取り、それをひっくり返して縫い付けるという手法だったと聞いています。

 

細かな手術内容は分かりませんが、ひっくり返された皮膚が痛々しくて、毎日父は痛がっていました。

 

母がワキの手当てを行っていましたが、その際一切わきがの臭いは無かったと言っていました。

 

父のワキの傷も落ち着き、夏が訪れましたが強いわきがの臭いは一切感じられませんでした。

 

汗をかいている父に近づいても、汗の臭いはすれどもわきがの臭いは本当に感じられなく、私達は凄く嬉しく感じました。

 

それから数年経ちますが、父のわきがは再臭うといったこともなく、わきがだったのがウソのように臭いがなくなりました。

 

わきがの父を思い恥ずかしく思っていましたが、今はそういうこともなく、安心して職場に送り出せるようになりました。

 

ただ、わきがの臭いを何年も嗅ぎ続けてきたため、すれ違いざまに少しでも臭いを感じると、あの人がわきがであると気付いてしまいます。

 

まったく知らない人なのでいいのですが、父も以前はこのように他の人に臭いをばらまいていたのかなと考えると未だに恥ずかしく感じることがあります。

 

でも、私たちの言い分を聞き、痛みに耐えて手術を行ってくれた父には本当に感謝しています。